家庭裁判所調査官

家庭裁判所調査官一覧

家庭裁判所調査官

家庭裁判所とは国の司法機関である裁判所のひとつであり、主に少年犯罪と家族に関する係争を処理します。例えば少年犯罪を処理する中で非行少年を更正させるために少年院へ送致したり、離婚調停などを行うのがもっともよく知られた事例でしょう。社会的なニーズは極めて大きく、他の司法機関と比べても大変忙しいのですがやりがいがあるといいます。


家庭裁判所調査官の資格を有している人が行う仕事は、少年事件・家事事件・その他の実務に分けられますが、やはり、資格の所持者の大半は少年犯罪の増加を憂い抑止していきたいという気概にあふれた人が多いようです。


家庭裁判所調査官は家庭裁判所に配属され、上記の任務に当たることになります。家庭紛争や非行事実が確認された少年非行について、当事者・関係者と密なコンタクトを行い、事件の原因・背景・解決方法など調査検討を行うわけです。


家事事件では、主に調停や審判に必要な事実調査を行うのが家庭裁判所調査官の役割です。離婚調停に始まり、児童虐待・家庭内暴力、戸籍問題など詳しい事実関係をあらゆる手段を用いて割り出していくことが求められます。これには忍耐が求められるうえ、調停の両者の間に立って適切な仲介を行わなければならないという難しさもあるわけです。


受験資格は、受験年の4月1日で21歳以上30歳未満の者となります。
資格試験の合格率は4%程度と最難関に分類される資格試験で、本人にもよりますが講座のセミナーや通信講座を活用しての学習が必要になってくるレベルです。

家庭裁判所調査官補採用試験の概要
1. 受験資格

年齢制限があるのみです。
受験年の4月1日で21歳以上30歳未満


2. 採用予定人員

採用予定人員は毎年40~50名とされていますが、この数年60~65名が最終合格しています。申込者は概ね1500~2000人で推移しているので合格率は3~4%程度になると思います。合格率で見ると国家公務員試験では最難関レベルの難易度といえます。


3. 試験の方法

第一次試験と第二次試験に分けられ、ともに教養試験と専門試験により成ります。過去問題などで傾向を知っておくとよいでしょう。


4. 受験の流れ(申し込み~合格発表)

 a.)受験申し込み

 受験料は無料です。申込書だけ提出すればいいです。簡易書留郵便か配達記録郵便で送るように指示されています。受験票が届いたら大切に管理しましょう。

 b.)受験

 試験は一日がかりで長丁場です。前日には十分睡眠をとること、試験前に会場の下見をしておくことが望ましいです。また昼食時には、午前中の分の答えあわせをしないほうがよいという定説もありますので、なるだけ午前の結果にとらわれずにリラックスして食事をしましょう。午後の試験中に集中力を切らさないような昼食を用意することも大切です。

 c.)合格発表

 6月中旬に一次試験の合格発表が、6月末に最終合格発表が郵便で届きます。いずれの合格発表も最高裁判所のホームページ(http://www.courts.go.jp/)に掲載されます。
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